2022.11.05

セルフエクササイズ 深呼吸編①

セルフエクササイズ 深呼吸編①

こんにちは
今回は、セルフエクササイズについて書いていきます。

普段から、セルフエクササイズとしてありきたりなストレッチなどはお話ししていません。
ストレッチはやり方を間違えると筋組織を破壊しかねません。
しかし、皆さんのイメージしているストレッチは筋組織を破壊しそうなストレッチです。

その話は置いておいて
なので、筋肉がなぜ硬くなるのか?を考慮したセルフエクササイズを多くの方にお勧めしています。

結論はタイトル通り、単純に深呼吸です。

今の時代は、皆さんマスクを強要されていますから、ただでさえ酸欠です。
そして呼吸も浅いです。呼吸が浅い事によって何が起こるのかも合わせて深呼吸の大切さを書いていきます。

呼吸は、肺が他動的に動かされることによってガス交換を行う作業です。
では、何が肺を動かすのか?

横隔膜です。
横隔膜は液循環をも促す超重要筋肉です。

横隔膜が上下することによって肺が陽圧に圧迫されたり、陰圧に伸張されたりします。
ここで重要なのが、横隔膜は上下するという事です。
横隔膜の上下で腎臓は5㎝上下するともいわれています。

横隔膜が上下して肺をポンプするという事は、その下にある臓器にとっても同じ事です。もちろん肺に挟まれた心臓も同じくです。
上から肝臓・胃・脾臓・膵臓・腎臓・腸・膀胱・子宮
このすべての臓器の血流を助けてくれているのが呼吸です。

また、全身の細かな毛細血管への血流や、脳脊髄液、リンパに至るまで循環を促してくれます。
呼吸は前述の動きだけでなく、全身的な動きです。
息を吸う事で全身は拡張して、息を吐く事で全身は収縮します。
細かなところにまで、呼吸は液を流してくれます。

臓器の阻血により、神経的に関連する筋肉は硬くなります。
その筋肉はストレッチでは緩みません。
原因が臓器だからです。
その点では
ヨガは軽いストレッチと呼吸を組み合わせた理想的なエクササイズとも言えます。※軽いストレッチがストレッチの理想形
ピラティスは身体、特に脊柱のコントロールと呼吸を組み合わせた理想的なエクササイズと言えます。

話を戻してまとめると、呼吸は臓器のマッサージとなり、血流を促してくれる素晴らしい事なのだという事です。
そして、臓器の血流が満たされていれば無駄に硬くなる筋肉は減り、神経の細かな血流も行きます。
症状が内臓からの訴えであるという事も何となく伝わっていただけたかと思います。

次は、具体的な深呼吸のエクササイズ方法について書いていきます。

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