何かをすれば良くなると思っていませんか?②
こんにちは
今回は、前回の続きについて書いていきます。
導入
改めて、人によっては人格否定にも捉えられかねない内容です。
しかし、結局は自分と向き合い、自分の人生を責任持って自分自身で選ばなければ
最終的に病床で向き合う事になってしまいます。
その前に今日が一番若い日ですから、何か考えるきっかけになればと思います。
前回は、自分に嘘をついて「本当は嫌なんだけど…」を繰り返していませんか?
その「本当は嫌なんだけど…」が身体に出ていませんか?
という話でした。
何かをすれば はその場しのぎ
そんな風に身体が出してくれている症状や病気を悪いことして、それを無くすことに注力しても意味が無い、その場しのぎであるという事もわかっていただけるかと思います。
なので、いつも当院の施術は
表面の改善ではなく、人生を見直すきっかけ
という表現をしております。
なのに、何をすれば良くなるかと食事を試してみたり、病院やクスリ、整体に行ってみたり、ストレッチをしてみたり
表面を何とかしようとしている限りは、結局は
・楽をしたい
・誰かに何とかしてほしい
・とりあえず目の前の事だけしか考えていない
という意識で動いているだけです。
そうではなく、その表面上の症状や病気は何を意味しているのか?
もっと詳しく書けば
何が自律神経を乱し、何が臓器の血流を低下させ、何が関節の軸をずらし、何が筋肉の収縮を阻害するのか
それは考え方であり、生き方であり、素直に生きられていないというメッセージなのだと考えます。
そこに気づき、他人任せ、その場しのぎから脱し、自分自身で自分の人生を選択する。
そのきっかけとしての症状や病気ではないか?
と考えています。
その症状や病気を一時的に取り去ったところで、人生は変わりません。
他人任せで他人のせいにして、他人の評価や他人の目ばかり気にしているから身体はそれを教えてくれています。
そこを変えなければ、同じことを繰り返したり、もっと大きな身体からの訴えとして出てくるだけです。
人生が変われば症状や病気は勝手に変わります。
人間は物ではない
繰り返しますが、人間は物ではありません。
叩いても、パーツを変えても、形を変えても治りません。
人間・生き物 と 物 の違いは自己治癒力・自然治癒力があるかないかです。
慢性的な症状や病気を治すのは身体の機能としての自己治癒力のみです。
医師でも薬でも、セラピストでも誰でもなく、身体の機能のみです。
その機能がなぜ阻害されるのか?
もちろん、骨格のズレや筋肉の硬さという考え方は正しいと思います。
しかし、その先には何があるのか?と考えると
臓器の硬さであり、脳の機能不全であり、交感神経の興奮であり、臓器の機能不全ではないかと考えます。
そして、そこから心理問題、生き方というように飛躍していくわけです。
最後に
改めて
身体に対して何かをするから良くなる
という考えではなく
身体の自己治癒力をフル活用するために何を手放すのか?
という考え方を少し取り入れていただきたいという話でした。
ありがとうございました。