食べていい物など無い②
前回の続きです。
前回で解説が必要なのがレクチンかと思います。
基本的には野菜に含まれている毒の総称です。
野菜は人間に食べられるために生きているわけではないので、毒を持ちます。
主には神経に働く毒と、血糖値を上げる毒です。
他にもありますが、ここからは
「食のパラドックス」
という本が良いです。
難しい内容なので、そこまで興味が無ければネット検索くらいが良いと思います。
本来は、長い時間をかけて適応していくのが、まだできていない事と、品種改良や遺伝子組み換えが主な原因です。
そんなわけで、調べれば調べるほど食べるものが無くなります。
何を食べたらいいのか?ここが疑問だと思います。
では、身体の機能から重要なところをまとめてみます。
・人間は肉食+雑食
・腸はとにかく大切
・一定の栄養は身体が作れる
・肝臓で糖は作れる
・内臓の機能と自律神経
・なぜ食べるのか?
このあたりをさらにまとめると
肉はとても大切なので、魚を含めて動物性タンパク質はしっかりとりましょう。
タンパク質と脂質が細胞・ホルモン・神経伝達物質の基礎になります。
身体はタンパク質と脂質と水でできていますので、いっぱい食べてください。
腸は脳との連携や免疫、構造的面積の大きさ、栄養の消化と吸収という観点だけでも相当重要です。
小麦・乳製品・糖質・添加物は腸を壊します。この辺りはバランスよく摂りたいですが、まずは避けることに集中する方が良いと思います。皆さん摂りすぎです。
糖質はほとんど必要ありません。
激しいスポーツや激しい肉体労働は別です。
基本的には茶碗1杯の白米だけで十分だそうです。
しかし、糖質はお米だけですか?そもそも、お米やパン・麺は1食だけですか?
調味料の糖質は?野菜の糖質は?ジュースは?お菓子は?
という事で、主食は嗜好品です。
なので、栄養という観点では特に意識することはないと思います。
朝ご飯を食べないとふらふらするのは糖質依存症だと思っていただいていいと思います。慣れです。
そして、糖質は身体で作れるようにできています。
肝臓がタンパク質と脂質を使って作ってくれます。
ライオンに襲われそうなときに、糖質が無いからと言って逃げられなければ死にますから、そういう風に身体がしてくれています。
一定の栄養は身体が合成してくれます。
しかし、ここで重要なのが自律神経、云わば意識や思考、ストレスの話です。
自律神経が正常ならば、臓器の栄養合成機能や栄養代謝機能が上手に働いてくれます。
そうでない場合は、いくら栄養を摂っても上手に代謝されません。
ストレスまみれ、不安まみれではもったいないですね。
腸の話となぜ食べるのか?とまとめは次にします。
ありがとうございました。