歪みだけを整えればいいのか 富士吉田市 整体 自然体
いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
山梨県富士吉田市の肩こり腰痛専門整体院 自然体の小野悠成です。
本日は、歪みの矯正についてお伝えしていきます。
ストレートネック、背骨や骨盤の歪みを指摘された経験があるでしょうか？
多くの方はあると思います。
また、自分の目で見て指や膝の関節が変形している方もいらっしゃると思います。
その歪みや変形は真の意味で健康を妨げているのでしょうか？
1．歪みや変形は悪なのか？
ストレートネック、背骨・骨盤の歪みを始めとして、指や膝の変形を
「悪い事」として捉えてそれさえ整えば良いと考えている方が多くいらっしゃいます。
それはお客さんだけに限らずに医療関係者やセラピストもそう考える方が多くいらっしゃいます。
確かに歪みを矯正することは重要な事です。
しかし、その歪みがなぜ起きているかという事を無視して置いてきぼりにはしていませんでしょうか？
そこを無視するとただ繰り返し歪みを整え続ける未来しか待っていません。
歪みや変形はただの結果であり、悪ではありません。
また、特に変形は身体を守るためにしてくれている良いことなのかもしれません。
2．変形はなぜ起こるのか
例えば膝関節の痛みで来院される方は多くいらっしゃいますが、その方々の膝関節の検査をしてみても特に悪い関節だとは思えない事が9割方あります。
それでも膝が痛いから膝周辺を揉んでみたり電気をかけてみたり湿布を貼ったりしているわけですが、そこに原因が無ければ何をやっても無駄な事です。
膝関節のように特に変形しやすい関節は「頑張ってくれる関節」なのです。
他をかばって頑張ってくれる関節は変形しやすくなります。
例えば膝関節のその変形はバランスを取るために起こる変形です。
どこかがバランスを取ってくれないがために膝の骨が広く分厚く変形してバランスを安定しやすくしてくれています。
また、身体の外側に力がかかるのをかばい続けてO脚のように変形していきます。
このように変形というのは身体を守るために行っている身体の反応なのです。
これは悪い物でしょうか？それとも良い物でしょうか？施術するべきは膝でしょうか？
3．ストレートネックで本当に悪いのは
首に関しても同じことが言えます。
ストレートネックの対策として首の話ばかりが出てきますが本当に首が悪者なのでしょうか？
首はただ身体の上に乗っているだけです。
その首をまっすぐ安定させざるを得ない理由が何かあるのではないでしょうか？
全身のバランスを診なければいけないのは前提としても、まず診るべきは首の真下にある肋骨周りだと思います。
そこの安定性があって初めて首は安定して弯曲してくれます。
また、首のレントゲンを撮るときは背筋を伸ばすように言われ、顎を引くように言われます。
そうすると誰が撮ってもストレートネックに近づくと思います。
ストレートネックだとしても首には何の問題もないのは述べたとおりですが、そもそもストレートネックと言われているけれど、実際は別にそんなことないという方は多くいらっしゃいます。
猫背も然り、周りに猫背だと言われる方で「本当に猫背ですね」と僕が声をかけたことは一度もありません。逆に本当に猫背の方はなぜか言ってきません（笑）
ただ座ったときに背中が丸まるだけで、それは骨で支持するような楽な姿勢をとっているだけです。
しかし、それはそれで問題がありますので対処はします。
4．表面ばかりを気にしない
上記までのように、形は目に見えるので当事者も施術者側も簡単に歪んでいる、変形しているという話をします。
しかし、その真の理由は目で見ただけではわからない事が多くあります。
ただし、それは目に見えないだけで必ずあなたの身体の症状としてメッセージを残してくれています。
もちろんそのメッセージに気づけないからこそ難しい話なのですが、必ず何かあるはずです。
日常の食事や睡眠、風邪や疲れ具合をもう一度見直すことで気づけることもあるかもしれません。
痛みの部位だけでなく、姿勢や動き方、歪みや枕、椅子など表面的な問題だけに目を向けていては原因の解決は難しくなってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか？
歪みはあくまで結果であり、その原因の追究が大切
もちろん歪みを矯正することも大切だがそれだけで終わらせない
表面だけでなく、日常の生活の中にこそ真の原因がある
という話でした。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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