潜在意識はイメージの世界①

こんにちは
今回は潜在意識のルールについて書いていきます。
潜在意識や無意識というワードがブログ内でチラホラ出ていますので、何となくのルールだけ書いていきます。
まず、意識は2つに分けられて語られます。
顕在意識:認識できている意識
潜在意識:認識できない無意識
この2つなのですが、顕在意識は潜在意識の上に成り立っています。
よくある例えは、氷山で表されます。
氷山は、目に見えている部分はほんの一部で、海の下には何十倍の氷があります。
その氷山を例えにして
顕在意識は10%未満
潜在意識は90%以上
と表現されます。
Googleでもなんでも、画像検索で「潜在意識 氷山」などと検索してみてください。

そんな潜在意識は、認識できませんが、日々行なっている選択や、感情の根っこになっています。
バカにされても何も思わない人もいれば、泣く人もいるし、怒る人もいます。
同じ場面でも、人それぞれの感情は違います。
その違いは、今までの人生で培ってきた常識と経験、固定観念です。
それらが認識できない部分の潜在意識にあり、常に顕在意識に影響を及ぼしています。
さて、潜在意識の世界というのは、イメージの世界です。
まずは、ゴキブリの事を、絶対に頭に思い浮かべないでください。
と言われても、今頭の中にはあのフォルムがあるはずです。
「思い浮かべる」「思い浮かべない」は関係なく、「ゴキブリ」というイメージだけが残ってしまいます。
これは、イメージであるという表現のための例えですが、次は皆さんの大好きな「不安・心配・恐れ」でも表現します。
不安は「こうなったら嫌だな」と思う事ですね。
その、「こうなった」状態は頭に浮かんでいますね。
このイメージを繰り返し行う事で、「こうなった」イメージが潜在意識に定着していきます。
という事は、あなたのこれからの人生で、起こり得る未来の中に「こうなる(と嫌だな)」が立候補しているようなものです。
あなたの人生の目標の中に、その嫌なイメージが入っています。
そうすると、顕在意識の選択は潜在意識を軸にされていきますので、「こうなる」可能性は徐々に大きくなっていきます。
「こうなる」ための選択を無意識レベルで、日々していってしまうという事です。
一言で表すなら
不安は実現するように選択されてしまう
という事です。
自己分析がしっかりできている方は
今まで起きた出来事は、自分の潜在意識から起きている
と言われて、納得できるはずです。
しかし、これを読んでいる方は、そうでないと思います。
あいつのせいでああなったし、偶然あんなことが起きた
と思うと思います。
潜在意識がそのように選択させたのです。
このように、潜在意識はイメージだけが残ります。
しかし、三つ子の魂百までというように、覚えていないような幼少期の経験や親の間違った教育が、潜在意識に影響を及ぼしてしまいます。
次回は、もっと実用的な話に入っていきます。
ありがとうございました。