現実だけが真実 向き合うとはどういうことか
こんにちは
今回は、潜在意識を踏まえて、症状とどのように向き合っていくか
という話を書いていきます。
自分と向き合う
自分と向き合うという言葉はよく聞いたことがあると思います。
就活や大きな苦悩、重要な選択
このような時に自分と向き合う事を強いられます。
ここでお話ししたいのは
症状や病気は自分の生き方を変えるきっかけになってくれている
という話です。
だからこそ、自分と向き合うことが必要になります。
症状は教えてくれている
いつもお伝えしている
身体は全て自分のためにやってくれている
という言葉があります。
症状も例外ではありません。
自分が幸せじゃないから症状が出ると考えています。
だから、その症状に耳を傾けて人生を見直していただきたいという思いで仕事をしています。
あくまで、身体に起こっていることは目印に過ぎません。
頭だけ嘘をつく
身体、特に腸は約十億年かけて進化してきた臓器です。
霊長類は6000万年前に生まれたとされ、直立二足歩行をして脳の容量が飛躍的に大きくなったのが440万年前、今の脳の構造であるホモ・サピエンスが生まれたのは20万年前とされています。
腸の歴史や爬虫類脳と言われる大脳以外の構造(直観や生存本能)の歴史からみたら、今の思考の歴史は赤ん坊もいいところです。
元来、脳ができるまでは腸で脳の代わりをしてきていますので、今でも腸で感じている部分は多くあります。
それがより直観的な部分と言われます。
その直感を無視して、他人の目や他人の物差し、こうあるべきという固定観念に囚われて思考しているから
身体に症状を起こすことで悲鳴を上げてくれると考えています。
症状は教えてくれている
他でも書いているとても単純な例なのですが
ぎっくり腰をして仕事も家事もできない状態だとします。
しかし、頭では「仕事しなきゃ」「家事しなきゃ」「やらないと怒られる」「やらないと溜まっちゃう」「人に迷惑かけられない」
と考えて、私のところに来ます。
しかし、ここまでの前提で考えてみると
「そんな風に自分よりも他人や体裁を大切にしていないで、自分を大切にしてほしい」
と身体が言っているとも考えられると思います。
シンプルに言えば、「そんなに無理してないで休めよ」という事ですね。
そのように、症状や病気は今までの思考の結果、無視され続けた身体からの訴えであると考えます。
なので、そのタイミングで生き方を見直して、より素直に生きる道を選んでいくのが必要なのではないかと考えます。
逆に言えば、そうできていない部分は他人の尺度で無意識に選ばされてきたともいえると思います。
よく、症状が無くなったらどうしたいですか?と聞いたときに
「今まで通りの暮らしがしたい」という人が多くいますが
今まで通りの暮らしの結果が病気や症状ですから
会話が破綻しているんです。
このような状態では、原因は何も変わりませんし、表面的な症状が変わっただけで、また何かを繰り返すだけです。
口癖がヒントに
思考の癖=口癖です。
意図せずに日々発している言葉はその思考から出てきて、発することでその思考をより強め、潜在意識に刷り込まれていきます。
よくある口癖は
「やらなきゃ」
「自分なんて」
「どうせうまくいかない」
「もう無理、もう嫌だ」
などがあると思います。
逆に
「何とかなる」
「やってみなきゃわからない」
「私ならできる、大丈夫」
「自分がしたいように生きる」
みたいな言葉を使う人は少ないですよね。
言葉=潜在意識ですから、潜在意識の通りに選択、発言、行動していきますので
潜在意識=人生になりますね。
なので、人生を変えたければ口癖を意識的に変えるのが一番手っ取り早いです。
この口癖を変えるのは難しいです。
なぜなら、過去の経験から潜在意識=口癖ができてしまっています。
しかし、繰り返し発する言葉がそのまま人生になります。
基本的には、「やらなきゃ」が圧倒的に多いと思います。
まずは「やらなきゃ」を「やりたい」に変えていくか、「やらなきゃ」と思う事を試しにしないでみるのが一番だと思います。
口癖を変えていく、行動と口癖を同時に変えていく
という事が、実は症状改善の大きな要因になるかもしれません。
というか、私はそれしかないと思っています。
今
生き方を変えなければ
いつか
大きな悲鳴として複雑化するだけだと考えています。
今のあなたを一番大切にしてあげてください。
ありがとうございました。