生理痛の原因はこれ
こんにちは
今回は、生理痛について書いていきます。
私は男ですから、生理痛がどのような痛みなのか、どれくらい辛い物なのかを体験することはできません。
しかし、女性=生理痛ではないはずです。
女性だから生理痛があって当たり前、だから痛み止めやピルで対処する
これでは、身体がせっかく教えてくれている声を無視してしまいます。
生理痛は特別なものではありません。
肩こりや、腰痛と同じように、身体の反応として出してくれているものです。
「身体は全てやってくれている」に例外はありません。
生理痛のメカニズムとして
子宮は筋肉でできていますので、その子宮が子宮内膜を剥がそうと、収縮する時に起こる痛みです。
という事は、子宮の収縮の時に邪魔する物があるから痛みが出ます。
筋肉(例えば力こぶの)を少し強めに摘まんだまま、力を入れようをするとその筋肉に痛みが生じます。
このように、邪魔されている状態で筋肉を収縮させると痛みが生じます。
生理痛が起こる主な原因として
・子宮自体が硬い
・子宮周りの硬さ:腸や骨盤
・肝臓の問題
が主な原因として挙げられます。
もちろん、原因は多岐に渡りますが、専門的な話にもなってしまうので
まずがここ!を書いていきます。
もちろん、自然体では上記にある、ここでは書かない問題にも処理していますのでご安心ください。
さて、本題に戻ります。
・子宮自体が硬い
はじめの方で書いたように、力こぶのイメージで
子宮自体が硬い事で、子宮内膜が剥がれにくくなり、痛みが生じます。
子宮が硬くなるのは
血流低下・還流低下
周囲からの圧
感染や有害物質
あたりが考えられます。
もちろん他にも多岐に渡りますが
根本改善ではなく、対処としては
下腹部の”軽い”マッサージによって血流を促す
深呼吸によって中から血流をポンプする
便を出す
あたりは、表面的な話としてやっていただきたいと思います。
・子宮周りの硬さ:腸や骨盤
子宮は靭帯で骨盤にくっついています。
上には小腸、後ろには直腸、前方には膀胱があります。
骨盤の硬さはもちろん
子宮だけではなく、周囲の臓器の硬さや血流低下による重さが、子宮の収縮運動を邪魔します。
これもまた力こぶのイメージになります。
また、周囲だけでなく
子宮は一番下に位置する臓器ですから、物理的にもすべての臓器、循環的にもすべての臓器の影響が子宮に来てしまいます。
・肝臓の問題(難しいですよ)
肝臓は解毒や糖代謝、消化液の分泌など非常に多くの仕事をしています。
そんな肝臓の1つの仕事として、エストロゲンの分解処理があります。
肝臓が疲弊している場合、エストロゲンが体内に過剰な状態になってしまいます。
エストロゲンが過剰だと、子宮内膜を発達させるホルモン(プロゲステロン)がうまく働かなくなってしまいます。
生理の目的は、子宮内膜を剥がすのが目的ですから、子宮内膜がきれいに発達していないと、剥がすのが難しくなってしまいます。
今、話としては
肝臓が疲れている→エストロゲンが過剰になる→ホルモンバランスが崩れて子宮内膜が上手に発達しなくなる→さて、どう内膜を剥がす?
まで来ています
次に、子宮内膜を剥がすためには、子宮の収縮が必要になります。
なので、上記の構造的な子宮の能力や周りの邪魔の話にも繋がります。
子宮の収縮はプロスタグランジンという物質によって活性されます。
しかし、このプロスタグランジンはブラジキニンという発痛物質を増強させます。
ということは、上記の物理的な問題に加えて、体内の化学物質による化学的な痛みもプラスされるという事です。
後半を整理すると
収縮したい→収縮するための物質が出る→痛みの物質を増強させる
という話になります。
一番最後はちょっと難しかったと思いますが
子宮の柔らかさが大切
子宮の近所の臓器や筋肉、関節も大切
肝臓も大切
という話でした。
結局、全身大切なんです。
そして、それらを引き起こすのは何か?
食生活なのか?臓器の疲弊なのか?脳神経系なのか?ストレスなのか?
食事のどこに問題があるのか?身体のどこに問題があるのか?何のストレスなのか?
表面的な話では、その場限りの話になってしまいますが、生理痛一つとっても日常の話の改善が重要という事になります。
身体は全て身体のためにしてくれています。
身体は教えてくれています。
ありがとうございました。