痛いところをボールで…筋膜を痛める? 富士吉田市 整体 自然体
いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
山梨県富士吉田市の肩こり腰痛専門整体院 自然体の小野悠成です。
本日は、筋膜に対する強い刺激についてお伝えしていきます。
これまで、肩がこるから肩を揉む、腰が痛むから腰を押す、腹筋背筋を鍛える
これでは意味がないというお話を何度かお伝えしてきました。
最近来られるお客さんで何名か、テニスボールやゴルフボールを痛いところに当ててグリグリと…
延々とやり続けてきたという方がいらっしゃいます。
この方法はテレビや雑誌でよく紹介されていることを私自身もわかっています。
それで痛みが消える方も確かにいてもおかしくない方法です。
しかし、この方法で痛みが消えたら根本的な問題を無視して誤魔化したにすぎません。本当の意味で治っていないということです。
それだけでなく、筋膜を壊してしまっているかもしれません…
1.強い刺激の弊害
強い刺激を筋肉に与えると人によっては気持ちがいいです。
効いてる!なんて気がして、脳からはアドレナリンが出て
至福のひと時となっていることでしょう。
しかし、指で強く押したり、ゴルフボールに乗って体重をかけたりしていると筋肉は外部からの危険な刺激と認知します。
すると、その刺激に耐えるためにその場では余計に筋肉は固くなろうとします。
しかも、次の刺激に耐えられるようにより固くなろうともしてしまいます。
強い刺激を受け続けると筋肉を包んでいる筋膜の柔軟性が落ちてしまい、本来の役割ができなくなってしまいます。
硬い部分が形成されてしまうと、その制限から本来の動きもできなくなり、別の症状の原因にもなってしまいます。
2.強い刺激の施術
しかし、世の中には強い刺激の施術もあります。
その方法は一旦壊して新しく作り直すという方法です。
筋膜が壊れるほどの刺激を与えて炎症させ、ドロドロになってしまっていた組織を炎症させ、再度作り治すような方法です。
この方法は難しい方法なので、上手な人でないとうまくできません。
なので、何となくで痛いところにボールを当てたり、リラクゼーション目的のところなのにもかかわらず痛みを治したいがために強い刺激を入れ続けることが危険であるということです。
3.痛みを自分で何とかするには
自分で痛みを治すのは難しいことですが、軽いものであれば放っておけば治りますので、痛み止めなどでごまかして動き回るようなことはしないことです。
毎度書いていますが、痛みは身体からのメッセージです。
動いて痛いのであれば動かないでほしいということです。
偶然にも「ここを押すと痛い」ということろが見つかったのであれば、一つおすすめの方法があります。
「ここを押すと痛い」所にボールを押し当てるのではなく、強く揉むのでもなく
痛いところを押しても痛くないところを見つける
という方法がおすすめです。
まず押して痛いところがわかったら、関節や身体の向きを様々な方向に動かしながら、押して痛いところが痛くなくなる場所を探します。
多少軽くなるくらいのところでもいいです。
その場所を探したら、あとはじっとしても、じっとしながら軽く押してもいいと思います。
時間的には1分半が目安です。身体を元に戻すときは必ずゆっくり戻していきます。
正しく行えていれば、押して痛かったところが痛くなくなってきます。
これで普段の動いたときの痛みがよくなる場合もありますし、表面上取れただけで症状が変わる場合もあると思います。
ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
筋肉への強い刺激は筋膜を壊してしまう
強い刺激での施術は実は難しく、ただ強くしたらいいというわけではない
おすすめは、痛くないところを探してじっとしている方法
という話でした。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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