背骨が押されると痛いですか? 富士吉田市 整体 自然体
いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
山梨県富士吉田市の肩こり腰痛専門整体院 自然体の小野悠成です。
本日は、背骨の痛みとその意味、解決法についてお伝えしていきます。
椅子に座っている時や、仰向けに寝ている時に背骨が椅子や床に当たると痛くないですか?
試しに肘を押してみてください。
痛くないはずです。骨は本来、押しても痛いものではありません。
では
なぜ背骨は押されると痛いのでしょうか?
1.なぜ、背骨を押すと痛いのか?
それは…
背骨の動きが悪いからです。
人の身体の痛みというものは、悪い事を教えてくれるという役目があります。
背骨の動きが悪く、身体の動きの邪魔をしてしまっている状態を身体からのメッセージとして発信してくれています。
なので、背骨の動きが悪くそれが悪い事だと教えてくれています。
その背骨の痛みは、五十肩や肩こり、腰痛、膝痛など、様々な痛みの原因となります。
2.なぜ、背骨の動きが悪くなるのか?
背骨が痛くなる原因としては
・姿勢の悪さ
・内臓の活動の低下
・呼吸の浅さ
など様々です。
姿勢が悪く、筋肉を使わずに背骨の関節で姿勢を保持してしまい、関節に負担をかけ続けてしまいます。
内臓の活動の低下によって内臓の神経とつながっている背骨を固くします。
呼吸が浅くなることで、姿勢も悪くなり、背骨の微細な動きも出せずに背骨を固くします。
この3つは、それぞれが相互関係になっていてもっと深い、健康の部分でも関り合います。
まずはその背骨をうまく動かさないと
姿勢を良くしたり、内臓の動きを良くしたりが難しくなっている状態です。
3.どのように背骨の動きをよくするのか?
以下の3つです
1.体操で動きを誘ってあげる
2.背骨に適切な刺激を与えて背骨を反応させる
3.生活習慣を整えることで自律神経を整える
が簡単な方法です。
1.体操で動きを誘ってあげる
背骨の体操なので単純に背骨の動きを行ってあげればいいのです。
ラジオ体操であるような左右に体を倒す動きを手無しで行います。
①背骨が一つ一つ動いているイメージをする
背骨は動きやすいところから動き、動きにくいところは動かないようにできています。
なので、動きにくいところを特に動かすようにイメージすることが大切です。
では、動きにくいところはどこでしょうか?
当たって痛い、押して痛いところです。その痛いところは動きが悪いところなので、ゆっくりと一つの背骨を2秒かけて動かすイメージをしていきます。
ただ、一つ一つでは難しいので、首・胸の上・胸の下・腰のように背骨を4つに分けてイメージしていくこともいい方法です。
②痛いならば無理はしない
背骨を動かしていったときに、痛みを感じたらそれは動かしたくないということです。身体が「それ以上は無理に動かさないで!」と危険信号を出しているので、無理なく痛みの無い範囲で行ってください。
③揺らす
背骨全体を最後まで曲げることができたら、細かく揺らします。
1秒間に2回のリズムで100秒間行います。
これを左右、合計200秒行います。
続いて
2.背骨に適切な刺激を与えて背骨を反応させる
当たって痛い、押して痛いというのは1のように刺激によって危険信号が出ている状態ですが、痛みにならない刺激は正常な刺激です。
気持ちのいいマッサージやいい汗をかける程度の運動、スッキリするストレッチ。これらは身体に対して適切な刺激です。
背骨にも痛くない微細な刺激を入れてあげましょう。
①はじめに、バスタオルを用意します
②バスタオルを畳んで丸め、背骨の長さくらいの棒を作ります
③その棒を床や布団に置き、その上に寝ます。
たったこれだけです。
エクササイズ器具として、ストレッチポールというものがあります。その簡易版だと思っていただいていいと思います。
あとは深呼吸や腕の上下運動位をしていただければ十分です。
決して左右に揺れてゴリゴリしないでくださいね。
もしもそのまま眠ってしまったとしても、寝相で取れますのでそのまま寝てしまっても構いません。
3.生活習慣を整えることで自律神経を整える
背骨というのはリラックスすることや食生活と大きく関係します。
夜、寝つきが悪かったり、体の力が抜けにくかったりするのは、この自律神経の乱れが大きく関係します。
また、食生活では内臓に負担をかけるような食生活ばかりをしていると内臓の働きが悪くなり、血液がうっ血してしまい、内臓が重くなります。
すると、背骨の真横にある内臓の神経が反応してしまい、関係する背骨が硬くなります。
このようなことから、今日からすぐにできる事としては
①リラックスする時間を作る
ただし、ただリラックスするだけではいけません。
意識的に全身を緩めます。
その方法は
①-1.はじめに、仰向けに寝ます
①-2.ここからは意識で、特に頭の先や手足の先から徐々に
「重く、熱くなる」イメージをします。
①-3.そのイメージした場所が布団など、床面に沈んでいくイメージをします。
このように全身を緩ませる「イメージ」が大切です。
次に
②食生活を気を付ける
食生活というのは気をつけ始めると、限りなく気を付ける事が多くなってしまいます。
なので、2つだけ提案させていただきます
②-1.朝、晩に1杯ずつ白湯(お湯)を飲む
②-2.食事は1口50回を目標に噛む
この二つだけでも内臓・自律神経の状態は改善されます。
白湯で内臓をあたため、血液を送って柔らかくし、よく噛むことでそこから内臓に負担をかけないようにします。
背骨に痛みがある方はもちろん
慢性的に疲れが取れない方や、身体に不調がある方は
ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
背骨の痛みは背骨に負担がかかっていて、動きが悪い証拠。
負担がかかる原因は、姿勢・食事・呼吸と様々。
解決するためには、背骨の運動・器具で背骨の微細な動きを出す・内臓に優しい生活習慣。
という話でした。
このような簡単なのに効果があるエクササイズや健康的な生活習慣から食事の指導に至るまで、施術だけではなく様々な情報もお伝えさせていただきます。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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