脳は嘘をつく 身体と心は嘘をつかない

こんにちは
今回は身体は心を映し出すという話です。
以前から、症状は身体からのメッセージである
であったり、精神心理問題が身体の健康を阻害する
であったり、お話してきました。
結局のところ
歪んだ潜在意識→ストレス→脳疲労
→自律神経の乱れ→臓器の血流低下
→臓器の硬さ→筋肉の反射による硬さや機能不全
→関節の運動軸のズレ→筋骨格系の症状
というのが今現在の私の結論なのですが
もう少しわかりやすい話もできるのではないかと思い、タイトルだけ決めて打ち始めています。

例えば、心配な事があると胃がキリキリしますし、不安だと胸に不快感が出て押さえたくなります。
緊張すればお腹が緩くなりますし、むかつく時には腹から何か湧き上がる感覚があります。
これらは感情=内臓という話にもなります。
その特定の感情が、自律神経を介して人それぞれ様々な臓器に影響を及ぼします。
それは交感神経の反応である、血流の低下による一過性の機能不全なのですが、気づかぬうちにそれが慢性化することは多々あります。
とにかく、感情は臓器に影響し、物質として臓器に残ります。
ここで、有名なのが臓器移植をすると記憶が移るであったり、性格や好きな食べ物が変わるという事です。
臓器には記憶が入っているという事です。
もちろん、臓器だけでなく、細胞全てに入っています。
だからこそ、ネガティブな記憶や感情によって身体が反応します。
それは、リアルタイムかどうかは関係なく、過去の出来事でも未来の不安でも同じです。
そのように、心が身体に影響を及ぼすという事です。
だからこそ、身体の訴え・メッセージを聞きましょうといつも言ったり、書いたりするわけです。
ぶつける・切る以外は絶対的に心理問題が慢性疾患や慢性疼痛に関わります。
例外はありません。
痛みも痺れも、めまいも重さも、眠さも不眠も、臓器疾患も婦人科系疾患も
後天的な症状に例外はありません。
また、ぶつける・切るにもほとんど関わります。
しかし、そこで脳だけが嘘をつきます。
あれやらなきゃ、これやらなきゃ、我慢しなきゃ、無理しなきゃ、頑張らなきゃ、欲は抑えないと、人に迷惑かけてはいけない…
そんな風に、自分を押さえつけて世間体と欲を優先して生活していれば、心は文句も言いたくなります。
心は話せませんから、身体に訴えるわけです。
それが自律神経のバランスを崩して、臓器、筋肉、関節と行きます。
それを薬でその場しのぎをしていたら
いじめですよね。
そんな嘘をつかない心・潜在意識の反応を見ながら、その日に何をしてほしいか
確認しながら施術しています。
脳は嘘をついているという前提で、自分自身の心に問いかけてみてください。
まずは、仕事や家事から。
ありがとうございました。