腸から毒を吸収している話① 基礎編
こんにちは
今回は、リーキーガット症候群という話をさせていただきます。
まず、リーキーガット症候群というのは、腸漏れ症候群ともいわれます。
腸は本来、栄養素と水分、使い終わった胆汁を吸収するようにできています。
それは、網戸のように例えられます。
網戸は家の中に風を入れることが目的となります。
しかし、その網戸が壊れて穴が開いてしまったら、ゴミや虫が入ってきてしまいます。
云わば、腸がそのような状態になってしまうという事です。
本来、便で排泄するべき有害物質が腸から吸収されて、身体を巡ってしまいます。
そんなの怖いなーと思っていらっしゃるそこのあなた
他人事ではありません。
私のところに来ていただける方は、前提として何かしら身体に不調のある方です。
そんな皆さんの8割~9割の方はリーキーガット症候群です。
「腸内細菌のバランスが良くないですね」
と言われた方はほとんどそうだと思っていただいて大丈夫です。
そして、数回来ていただいている方は、そこは処理済みですからこれまた大丈夫です。
あとは、強いストレスや相当な悪い食生活で再発するくらいです。
再発しても、そこが変われば腸も変わってくれます。ご安心ください。
腸内細菌のバランスが崩れている方は、腐敗させる機能を持つ腸内細菌が多くなっている状態です。
腐敗の細菌は悪玉菌なんて呼ばれますが、根本的に善も悪も無いと思っています。
ただ、バランスが大切です。
そして、そんな腸内細菌はまだまだわかりきっていません。
確かに、研究は進んでいても、CMでやっているような単一の乳酸菌を摂取することで本当に腸内細菌は良くなるのか?
思考1つ取っても腸内細菌に影響を及ぼすのに、そこも科学的にはまだはっきりわかっていないのに、本当に世間の腸活は有効なのか?本当に無害なのか?
そんなわかっていない世界だからこそ、それを利益のために使う輩がいます。
これを摂れば大丈夫
なんてものは無いのです。
次回はその穴によって、何が不都合なのか?
を書いていきます。
ありがとうございました。