腸から毒を吸収している話⑤ 対策・タンパク質編
こんにちは
今回もリーキーガット症候群の対策について書いていきます。
前回は、食品をどう注意するのが良いのかを書いていきました。
今回は、食べ方や食べ物で腸内ph(酸性・アルカリ性)を変えていこうという話です。
腸内は基本、弱酸性に傾いているのが理想とされています。
逆にアルカリ性に傾くと
・腐敗の腸内細菌優位になる
・カビが生えやすくなる
・カビが酵母型から菌糸型(増殖しやすくなる)になる
という観点から、腸内細菌バランスを考えるときに、弱酸性にしていくことが望ましいです。
では、どのような理由で腸内phがアルカリ性に傾いていくのか?
・消化酵素(胃酸)不足
・タンパク質不足
・食事中の水分
もちろん他の要素もありますが、より専門的な話になりますので
主にこの3つという意味で、この3つです。
・消化酵素(胃酸)不足
胃酸は名前の通り酸性です。
この胃酸の量と質が重要になります。
そこが崩れてしまう主な理由は
精神心理問題
です。
ここでもストレスの話が重要になります。
栄養素の消化吸収も、胃酸からの腸内細菌のバランスも精神心理問題が重要なんです。
ストレスは、胃酸の過剰も不足も引き起こします。
特に、不足によって他のアルカリ性の消化酵素と混ざるときに、アルカリ性が強くなってしまいます。
・タンパク質不足
これも結局は胃酸の質と量の話には繋がりますが
消化酵素の原料はタンパク質です。
では、1日どれくらいのタンパク質が必要なのか?
肉で200gです。
そんなに摂れない!そんなに摂れてない!
という方は、まず肉を食べる習慣をつけていくことや、プロテインの摂取が必要になると思います。
しかし、摂取するタンパク質を消化するための消化酵素が足りないので、プロテインを摂取するにしても注意が必要です。
詳しくは以前書いたプロテインの話をご参照ください。
プロテインの話
・食事中の水分
いくら消化酵素が十分になっても、食事中に胃酸を薄めては消化能力が落ちてしまいます。
なので、食事中の水分摂取は最小限に留めたいところです。
味噌汁やスープくらいは気にせずで大丈夫です。
というわけで、リーキーガット症候群の話は終わります。
多くの方が、この状態になっていますので
胃酸の話や小麦・乳製品・過剰な糖・雑な乳酸菌
この辺りは日々意識していただくのが良いと思います。
来られた方には、個別の対処をお伝えしていますので、冷や飯や乳酸菌のサプリメント、プロテインなど勧められた方は心当たりがあると思います。ご安心ください。
そうでなくても、身体の方で対処できている場合は何も勧めていませんので、勧められた記憶がなくともご安心ください。
ありがとうございました。