表面だけの骨盤矯正に注意②
こんにちは
前回の続きで矯正について話をします。
小顔と骨盤に分けて話を進めます。
小顔矯正は、ズレた頭蓋骨を矯正することでできます。単純な言葉ですが
では、ズレた頭蓋骨とは何か?
頭蓋骨はズレていないときが一番小さいです。
ズレるときには広がってからズレます。
なぜ、そのような事が起こるのか?
ストレス、脳疲労、腹部の鬱血、足からの骨格のズレの最終到達地点
このあたりが代表格だと思います。
頭だけ触ってそれは解消されません。
全身評価して、頭だけ触ってはある程度できます。
しかし、なぜそうなったのか?仮説を立ててからでないと起こりえない事です。
骨盤も全身が関わる事を前提で
近くには、股関節、周りの筋肉
この辺りはもう当然です。
他にも骨盤周りの臓器も神経も血管も硬膜も骨盤の骨自体(骨内・骨膜)もあります。
その辺りは近くですから、最低限確認しなければなりません。
そして、何度も言うようにそこを加えての全身です。
よく、産後の骨盤矯正と言いますが
骨盤や周囲靭帯、周囲筋肉、周囲関節、骨盤の骨自体の問題はもちろん
つい先日まで膨らんでいた子宮や、その膨らんでいた子宮によって押し上げられていた他の臓器全てを矯正してこそ、真の産後の骨盤矯正になると思います。
しかも、ズレているから悪いという考え方からしてちょっとおかしいです。
何かが良くないからズレるわけで、あくまで結果です。
ズレを矯正するから良くなるのではなく、何かが良くなるからズレが矯正されます。
稀に、局所自体を矯正しなければいけない事もありますが、何度も言うようにそれは全身を診た上での話です。
これも何度も言うように、全身とは
筋・筋膜、関節、骨、神経、動脈、脳、内臓、リンパ、膜、心
これが全身です。
矯正の話だけでなく、結果や見た目に囚われないような生き方のヒントになっていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。