風邪こそ最良の整体法④ 免疫編
こんにちは
今回は、免疫の知識的なところを書いていきたいと思います。
できるだけ簡単に書いていきます。
まず、免疫と言うのは
液性免疫
細胞性免疫
に分けられます。
今回の(今までの)風邪の話は、今更ですがウィルス感染について書いていきました。
なので、このままの前提で行きます。
細菌に対する免疫は細胞性免疫
ウィルスに対する免疫は液性免疫
となります。
細胞性免疫は、ライオンから逃げているときに、怪我をしてしまった
という絵面がわかりやすいと思います。
傷口から細菌感染を起こしますので、このような時に細胞性免疫が働いた方が有効ですね。
以前の自律神経の記事で、ライオンから逃げるときは交感神経が優位に働くという話をしました。
なので、交感神経優位の時には、細胞性免疫が働きやすくなります。
片や、ウィルス感染はそういった状態ではなく、身体を整えたり、排毒が目的であると仮説を立てると
液性免疫は副交感神経優位の状態で働きやすくなる。
というのも頷けると思います。
だからこそ、休むことで副交感神経を優位にさせることも大切です。
免疫は、データを取る人と、データを元に戦う人
がいるという風にイメージしてください。
データは
どこから入ってきたか、どこを通ったか、どんな奴か
というデータを取って、そのデータを戦う人に渡します。
これが抗体となります。
後半を唐突に書きましたが、この文章を読んで何かを感じていただける方がいらっしゃれば幸いです。
さて、本題に戻ります。
現代は、風邪を引けない人が多いという話を前の記事でしましたが、なぜそれが悪いのかを少し書いていきます。
現代は、毒まみれです。
身体には毎日毒が入り、蓄積もされていきます。
それを定期的にデトックスするためにも風邪が一つの良い機能になってくれます。
なので、そういった観点でも半年や1年に風邪を引くというのはとてもいい事です。
次に、ストレスまみれという点です。
現代は情報過多、おかしな大衆的価値観、変な一般常識
にまみれています。
その中で、他人と比べて、他人の目を気にしてストレスまみれになってしまいます。
これも今までの記事でストレス=交感神経という話を書きました。
交感神経優位な状態では、上記の通り満足に風邪を引けません。
本当は風邪を引きたいはずなのに引けない
が良くないという事です。
次に、風邪は悪い事という固定観念です。
ここまで読んでいただいて、風邪は悪いことでは無いという事がわかっていただけたかと思います。
潜在意識は身体に影響しますので、風邪を引いてはいけないという観念は、本当に風邪を引けなくしてしまいます。
そして、どこかで大病してしまうという事です。
こういった観点から風邪を引かない事はどうなの?と考え直していただけるきっかけになっていただければと思います。
まだ風邪の話は続きます。
次回は風邪は治そうとしてはいけないという話です。
ありがとうございました。