2022.11.05

セルフエクササイズ ストレッチ編

セルフエクササイズ ストレッチ編

こんにちは
今回はストレッチについてです。

今回の内容は、前にも書いているかもしれませんが、セルフエクササイズついでに書いていきます。

セルフエクササイズと聞いて、まず出てくるのはストレッチだと思います。
ストレッチは様々な研究論文が出ているとてもメジャーなエクササイズです。

しかし、本来ストレッチが必要な筋肉の状態と、逆にストレッチに適さない筋肉の状態があります。
しかも、ほとんどの方がストレッチに適さない筋肉の状態なのです。

ストレッチに適した筋肉とは、物理的にトレーニングや運動した後に固まってしまった筋肉の事です。
マッサージも理論はストレッチと同じなので、同様に考えてください。

逆に、多くの方の硬い筋肉は、内臓からの反射で神経が勘違いして縮まってしまっている筋肉です。
そんな勘違いで縮まってしまった筋肉を、無理やり伸ばそうとしても伸びてはくれません。
神経の勘違いを解決してあげなければいけません。

もちろん、臓器を健康に保つことが最も最善の答えなのですが、エクササイズ的にもできることはあります。

神経が勘違いして筋肉が縮もうとしているという状態は、お化け屋敷を怖がっている状態に例えられるかなと思っています。
こんな筋肉をストレッチするという事は、ビクビク怖がっているものを、無理やり羽交い絞めにして目を見開かせて進ませるようなものです。
余計に怖くなってビクビクしてしまいますよね。

なので、この状態の筋肉をストレッチするというのは、余計に筋肉を硬くしているだけなのです。

しかも、多くの方がイメージしているストレッチは
痛気持ち良い~痛い
の範囲で伸ばしています。
しかし、その「痛気持ち良い~痛い」の範囲は、筋肉は拒否反応としての感覚です。

専門的な用語では、伸張反射と言って
筋肉は伸ばされれば縮む
という反応を示します。

私の思うストレッチは、その伸張反射を起こさない状態で伸ばすことを理想としています。

さて、本題です。
筋肉の神経が勘違いしているならどうする?
という話です。

簡単な話、お化け屋敷で怖がっている筋肉を、無理やり伸ばさないで
逆に縮めよう
ということです。

専門的な話をすれば、筋肉の受容器の種類が飛び交うので、簡単に
正しい方向で縮めてあげると、お化け屋敷でも怖がらない筋肉になります。
縮めるという事は、普段のストレッチと反対方向のストレッチをすればいいという事です。

例えば、太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)を普段ストレッチしているのであれば、逆に太ももの前側のストレッチをする事で、ハムストリングスを縮められます。
もっと言うと、膝を曲げて行えばハムストリングスはもっと縮められます。

この方法であれば、筋肉を傷つけずに筋肉を柔らかくする事が出来ます。

しかし結局は、身体を適度に動かすことが身体の循環や筋肉に良いわけで
ストレッチや運動を、「症状を良くするため」に使うのは違うと思います。
目的を誤ると、良い運動もいい効果が無くなってしまいます。

まとめ
・ストレッチは、目的によっては筋肉にとって悪影響
・ストレッチは優しく、伸びているかどうかわからないくらいがいい(仮説)
・伸ばすより縮める
・あくまで健康増進の運動
ということでした。

私の目指しているのは、筋肉をほぐす必要のない身体です。
そのためには、自律神経と臓器の健康が最優先の目的となります。

個々の筋肉のエクササイズは無数になりますので、興味があればお会いした時にご相談ください。

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