2023.01.04

食いしばり・夜中に目が覚める・夜間頻尿の原因③ 特徴と対策編

食いしばり・夜中に目が覚める・夜間頻尿の原因③ 特徴と対策編

こんにちは
今回は、また副腎疲労の続きになります。

副腎疲労を起こしている人の特徴

ここまでの内容の通り
ストレスをよく感じている
疲れやすい
睡眠のリズムがおかしい
鬱気味
辺りは、副腎疲労の特徴としてわかりやすいかと思います。

他には
糖質依存(血糖調節機能)
カフェイン依存(カフェインによる副腎の直接刺激によってホルモン放出)
しょっぱい物好き(血圧調節機能)
低い中性脂肪(アドレナリンによるエネルギー不足)

があります。

特に注意していただきたいのは、中性脂肪の数値が低いからと言って喜ぶところではないというところです。
中性脂肪の低さも、副腎疲労の一つの指標になります。

どのように対策をするべきか?

副腎疲労の対策は、様々言われていますので主なものをピックアップしていきます。

・カフェインを摂りすぎている方は、少しずつ減らしていく
上記にあるように、カフェインの作用によって副腎が強制労働を強いられてしまいます。
なので、摂りすぎている方は減らした方が良いです。
しかし、中毒症状のストレスを考えると無理しないに越したことはありません。

・GI値の高い物、精製糖は避ける
GI値は血糖値をどれだけ急上昇させる食品なのかの指標になる言葉です。
ネットで検索すれば一覧が出てきますので、参考にしてください。

高GI値の物、精製糖は血糖値を急激に上昇させます。
すると、膵臓からインスリンが分泌されて血糖値を急激に下げます。
すると、副腎からコルチゾールが分泌されて血糖値を急激に上げます。
これを繰り返して徐々に血糖値は安定していきます。
日中にこのような乱高下をさせていると、夜間に副腎はうまく働かなくなってしまい、低血糖を起こすというわけです。

なので、糖の摂取は天然の糖にした方が良いという事です。
糖質中毒の方は、特に糖の種類に気を付けていくのが良いと思います。

・減塩をしない
高血圧=減塩
のような話が飛び交っていますが、そんな話に騙されずに良い塩をしっかり摂っていただきたいです。
副腎が疲れて機能が低下すると、ナトリウムが尿と一緒に出て行ってしまいます。
ナトリウム不足による、やる気が出ないような症状が出やすくなります。

減塩で賛同できるところは、調味料を減らすという点です。
塩を摂るから血圧が上がるわけではありませんし、逆に血圧のコントロールに一役買ってくれるミネラルが塩には含まれています。
調味料には、ジュースに入っているような砂糖や良くない塩、各種添加物が含まれています。
このようなところで、結局腎臓や腸を不調にして血圧が上がります。
ここでいう良くない塩は精製された塩です。
良いミネラルがそぎ落とされ、塩化ナトリウムのみになっているものです。

ナトリウム必要じゃないの?と思われるかと思いますが、同時にカリウムを中心とした、他のミネラルの摂取が必要なのです。

塩でしっかり味のベースを付けてあげて、他の調味料をしっかり減らしていくのが良いと思います。
私は料理が一切できませんので、細かな話はご遠慮ください。

・腸を良くする
腸の面積はテニスコート1~1.5面分と言われています。
その面積の腸が炎症していると、その炎症を抑えるために副腎が疲労します。
リーキーガット症候群の方は多くいらっしゃいます。
そのリーキーガット症候群の方は例外なく腸が炎症しています。
リーキーガット症候群はこちら

腸を良くするためには乳酸菌!なんて安易な判断はご注意ください。

・栄養素による対策
これは次の記事で書いていきます。

間食をした方が良い人もいる

普段
現代人は食べすぎだから1食減らしたり、腹八分目にしたりした方がいい
なんて話を良くさせていただきます。
しかし、極度の副腎疲労の方は減食することで、逆に副腎を酷使してしまいます。
そのため、血糖値の乱高下をさせないような食事や間食を摂ることで、副腎を休めます。

このような時に、良い塩やタンパク質、フルーツやはちみつがおすすめです。
フルーツの果糖は、単糖類と言って血糖値を上げやすい糖ですが、同時にビタミンとミネラル、食物繊維が摂取できます。
それらを同時に摂取できることで、血糖値の急激な上昇を防げます。

我慢するストレスも副腎を疲弊させますので、我慢せずに間食を摂る必要のある方も中にはいらっしゃいます。

次は栄養素の話をしていきます。
ありがとうございました。

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