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山梨県富士吉田市の肩こり腰痛専門整体院 自然体の小野悠成です。

本日は、呼吸の大切さについてお伝えしていきます。

普段無意識にしている呼吸
この呼吸の大切さを考えたことがあるでしょうか？
食事は何日も摂らなくても死にませんが、呼吸は数分～数十分止まれば死んでしまいます。

酸素が体内に入ることで、体中のすべての細胞に生きる力が生まれます。
そんな重要な呼吸についてお伝えしていきます。

1.呼吸の大切さ

冒頭でも述べましたように、呼吸無くして生命の活動はありません。
そんな大切な呼吸ですが身体が無意識のうちにしてくれているため、その大切さを忘れてしまいがちです。

すべての細胞に酸素は必要で、身体の活動で使った後の二酸化炭素は早く身体から外に出したいです。
その循環を円滑に行うためにも、呼吸の質は大切です。

身体にある、関節や筋肉、臓器や神経・血管などはすべて細胞の集まりでできています。
一つ一つの小さな細胞が集まってそれぞれの組織を形成しています。
その小さな細胞に栄養を与えるための呼吸です。

浅い呼吸では肺の一部しか動きません。時折肺全体を大きく動かしたいものです。
また、胸周りの臓器や骨は感情と密接に関係していると言われます。
そこには呼吸と自律神経との関係も影響します。
呼吸が浅いことでネガティブになり、余計にストレスが溜まりやすくなります。

2.呼吸と肩こり

肺が元気でないと周辺の筋肉が肺を守ろうとして固くなります。肺の周りの筋肉は肩や胸周りの筋肉です。
また、呼吸が浅いことで横隔膜という肺を動かしている筋肉が動いてくれません。
そうすると、筋肉同士のつながりで肋骨周りの筋肉から肩の筋肉が硬くなります。

肩こりというのは肩の筋肉自体がどうにかなっているわけではありません。
何か理由があって、筋肉の血流低下やこりという感覚異常が起きています。
その理由の一つに肺の状態、呼吸の効率が関わっています。

また、横隔膜の上下運動が臓器全体の動きの促進をしてくれますので、便秘のように呼吸と関係なさそうな症状でも関係しています。便秘になると、腰回りの筋肉も動きづらくなりますので腰痛にも繋がっていきます。

3.呼吸のエクササイズ　目的

ここまでで、呼吸の大切さを今一度考えてみていただけたでしょうか？
ヨガやピラティスでも最重要としているのは呼吸だと思います。
1日に1回だけ、休憩時間でも寝る前でも呼吸の事を思い出して少し意識して呼吸を行なっていただきたです。

息を吸うときには自律神経は交感神経（活動）優位になり、息を吐くときには副交感神経（休憩）優位になります。
現代は食の乱れや情報過多、大人数との接触から交感神経優位に偏りやすくなります。
これは1日中命の危機にさらされていいるような状態ですので、不眠や便秘、免疫低下の方も増えてきます。
交感神経が優位になりやすくなっているという事は、息を吐く時をより意識してあげることでリラックスする時間を作りたいというのは目的となります。

現代は横隔膜が固い方が多くいらっしゃいます。
そのことも含めて、胸周りを動かしながら呼気を意識した深呼吸をおすすめします。

4.呼吸のエクササイズ　実践

深呼吸をただするだけでももちろん悪くありません。
しかし、それでは呼吸の動きに制限が出てしまいます。

外側から肋骨や肺を伸ばすことで深呼吸の効率を上げる

を目指します。

方法は単純で
・ラジオ体操のように腕を挙げながら側屈をする動き
・両手を広げて胸を開く動き
・前に手を伸ばして肩甲骨を開く動き
この動きで肺の4方向を伸ばしながら深呼吸をします。
重ねての注意となりますが、息を吐く時に特に集中して長めの呼気で行なっていただきたいです。

もちろん無理やり筋肉を伸ばさないこと、肩が痛い方は手は無しでやるようにしていただきたいです。
仰向けで両手を開き、リラックスした状態で深呼吸するのも楽にできていいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか？

生命維持で最も必要な事の一つが呼吸
呼吸は感情の問題にも関係している
呼吸の問題は肩こりや腰痛の根本的な原因になることが多い
現代人は交感神経が優位なため、息を吐くことが重要
肋骨を動かすために腕を大きく動かす
肋骨を大きく動かすことで肺の動きがより大きくなる

という話でした。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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