腸から毒を吸収している話④ 対策編
こんにちは
今回は、リーキーガット症候群の最後の内容です。
前回の、機序編から考えれば対策が少し見えてくるかな?と思います。
世間で言われているプラスと思われることは、何もしない
というのがまず先決かと思います。
まず、第一に腸内細菌バランスをこれ以上崩してはならないという事です。
世の中に出回る乳酸菌食品や飲料、錠剤は1種類から4種類くらいの乳酸菌が入っていることが基本だと思います。
売り文句は「乳酸菌100億個!」と言いますが、個数じゃないんです
種類の多さが重要なんです。
1000種類、100兆個もの腸内細菌がいると言われていますが、それもまだ研究段階だと思います。
その1000種類の腸内細菌に1種類の餌を与えたところで、バランスが崩れてしまうのは、想像できるかと思います。
なので、できるだけ多くの種類を摂ることが重要となります。
単一の商品を摂り続けるのではなく、様々な乳酸菌をローテーションするのが理想的です。
しかし、乳製品(カゼイン)・糖質はできるだけ避けたいので、ヨーグルトや乳酸飲料は結局避けたいです。
また、人それぞれ対策が変わります。
なので、自分でやる際にはやはり特別にプラスすることは避けた方が良いと思います。
逆にマイナスが重要です。
そのマイナスは
・小麦(グルテン)
・乳製品(カゼイン)
・甘い物
・アルコール
・頻繁な発酵食品
・食品添加物
・抗生物質(論外)
は極力避けてあげるのがベストだと思います。
また、FODMAPという食品群の話もあります。
FODMAPとは
・Fermentable(発酵性)
・Oligosaccharides(オリゴ糖)
・Disaccharides(二糖類)
・Monosaccharides(単糖類)
・Polyols(ポリオール) ※単糖類の糖アルコール
の、5つの単語の頭文字から名づけられたものです。
この、FODMAPは腸内細菌バランスを整えるために、大量摂取は避けた方が良いと言われます。
腸内細菌バランスが悪い時には、腐敗・ガス産生・炎症が起きていて、それを強めてしまうと思えば、納得のものかと思います。
FODMAPの例は調べればたくさん出てきますので、調べてみてください。
ここで並べようとすると相当な量になってしまうので勘弁してください。
調べてみると、普段私が食べすぎないようにと話しているものがあることもおわかりかと思います。
このまま、腸内ph(酸性・アルカリ性)の話までしたかったのですが、長くなってしまったので分けます。
続きもよろしくお願いいたします。