風邪こそ最良の整体法⑤ 間違えた対処編

こんにちは
ここまで①から読んでいただける方はどれくらいいるのでしょうか?(笑
私だったら②で飽きます
ここまで根気よく読んでいただいている方
本当にありがとうございます。
さて、今回は一般的な風邪の対処にちょっと問題提起するような内容になります。
風邪を引いたら、「治そうと」していませんか?
今までの内容で、風邪を引くことは良いのはわかった
そして、風邪を引いたらどうすればいいのかもわかった
でも、早く治した方が良いだろう!
と思うと思います。
一般的な常識(笑)ではそう思うのも当然です。
しかし、この世界には
風邪を根本から治す方法はありません
え?風邪薬は?と思った方は、後半をお待ちください。

改めて、今現在、風邪の根本治療法はありません。
もし、それが発見されたらノーベル賞がもらえます。
そして、ここまで熱く語ってきたように
風邪は身体からのギフトなのです。
身体が身体のためにしてくれることを早く治そうなどと…おこがましいです。
できることは、気持ちよく風邪を引かせてあげる事のみです。
それが一番風邪が早く治る方法です。
それができないと、長引くし、症状は残るし、免疫力は訓練できないし、感染は慢性的(肩こりなどに影響)になるし
でデメリットしかありません。
だから、治そうとするのではなく、気持ちよく引かせてあげたいのです。
風邪の治療法の話で一番ネックなのは
単一のウィルスで感染しないという事です。
風邪に関係するウィルスは主に
ライノウィルス
コロナウィルス
パラインフルエンザウィルス
インフルエンザウィルス
アデノウィルス
RSウィルス
エコーウィルス
エンテロウィルス
などがあります。
まだ他にもあるという事に加えて
ウィルスは変異によって型が変わります。
という事は、もう無限大にあるわけですね。
基本的は、感染は4.5種類のウィルスによって起こります。
主要なものを1つを消し去ったとしても、2番目のものが主要になります。
また、そもそも身体にはウィルスはいつもいます。
家族のようなものです。
日本人は特にヘルペスウィルスが仲良しです。
そういったものも感染には関わってきます。
という事で、風邪って複雑なんです。
さて、風邪の対処と言えば風邪薬ですね。
咳止め、解熱剤、抗炎症物質、抗ヒスタミン薬(鼻水、鼻づまり、くしゃみ)、交感神経興奮物質(鼻づまり、鼻水)
あたりが、基本的な風邪薬の効能です。
風邪薬は、風邪を治す薬ではなく、風邪の症状を抑える薬なわけです。
もちろん、これが悪い物だとは全く思いません。
コロナ前では、風邪でも会社に出ろという観念は当たり前にあったと思います。
そういったシーンでは、症状を抑えて仕事をする、家事をするのもありだとは思います。
もちろん、休むのが最善の方法であると思いますが
では、症状を抑えるとどうなるでしょうか?
熱を抑えれば免疫の訓練にはならず
咳や鼻水を止めればデトックスが出来ず
風邪が長引くのは十分わかると思います。
また、風邪症状が治まった後も
身体は整っていませんし、デトックスもしきれていませんし、免疫力は弱まり、大病の予防もできません。
こういったことと、風邪薬のメリットを天秤にかけた上で判断していただくのが最善かと思います。
何も考えずにただ思い込みで薬を飲むという事は…
という話でした。
次回は最後にちょっとだけコロナについて触れます。
ありがとうございました。