2022.09.11

腸から毒を吸収している話② アレルギー編

腸から毒を吸収している話② アレルギー編

こんにちは
今回は、前回に引き続きリーキーガット症候群について書いていきます。

腸に穴があいてしまうことで、本来体内には取り込まないはずの細菌や、農薬や重金属などの有害物質まで体内に取り込んでしまいます。

それによって、血管の硬さ、臓器の硬さ、筋肉の硬さなど、身体のどのような症状にも関わるような影響を及ぼします。
という事は、もちろん病気の原因の一つにもなっていきます。

特に、アレルギー形成の原因になります。
有害物質が、体内に過剰になってしまう事によって、外から入ってくる同様の物質に対して拒絶反応を起こしてしまいます。
意外な事に、小麦アレルギーが小麦自体に反応しているのではなく、除草剤や農薬に対してアレルギーを持っているという話は、小麦自体に対する反応よりも多くあります。

有害物質だけでなく、今回のテーマの中心が未消化のタンパク質の話になります。

本来、体内に吸収されるタンパク質は、消化されることによってアミノ酸になります。
そのアミノ酸が腸から吸収されることによって、爪、髪、皮膚、臓器、筋肉、ホルモン、消化酵素などなど挙げきれないほどの、各組織になっていきます。

また、本来であれば未消化のタンパク質は便で排泄されます。
それが、前回書いたように、腸に穴が開いてしまう事によって、体内に入ってしまいます。

本来身体に入ってこないものですので、未消化のタンパク質は身体からしたら異物となります。
免疫反応を起こして炎症する原因になります。
炎症・酸化は組織を硬くしてしまいます。なので、筋骨格や内臓の制限の原因となります。

そうして、体内に入ってきた未消化のタンパク質が過剰になることによって、外から入ってくる花粉や卵、小麦や乳製品に反応してしまいます。

という事は、アレルギーの原因の一つに(大半ですが)、腸の状態が重要になるという事になります。

3大アレルゲンと言われる
卵、牛乳、小麦
は、まずはタンパク質の消化がしにくい、タンパク質が大きい
という話をされます。
それによって、タンパク質が未消化になりにくいという話があります。

あとは、卵、牛乳、小麦は大量生産されるために
ホルモン剤、品種改良、農薬、除草剤など
身体に有害なものとセットになってしまっているという問題点もあります。

なので、シンプルに食物に反応しているというよりは
腸が悪い+化学物質(有害物質)がアレルギーの引き金になるという事になります。

次回は、なぜリーキーガット症候群になってしまうのか?
を書いていきます。
それをアレルギー編の前に書くべきだったなと思いながら、次を打っていきます。

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