腸から毒を吸収している話③ 機序編
こんにちは
今回は、なぜリーキーガット症候群になってしまうのか?
を書いていきます。
このリーキーガット症候群の原因は
・腐敗を起こす腸内細菌とガス
・ストレスと炎症
・阻血
・グルテン
辺りがよく言われています。
・腐敗を起こす腸内細菌とガス
俗にいう悪い腸内細菌というのが、腐敗を起こします。
悪い腸内細菌は悪くはないんです。
絶対的に必要なのですが、増えすぎてしまっては困るという事です。
小麦・牛乳・テキトーな乳酸菌・医薬品・食品添加物・糖
などで、悪い腸内細菌を元気にしてしまいます。
腐敗からガスが発生し、腸が張ります。
腸壁が延ばされることによって、腸の網戸が壊れてしまいます。
また、ガスによって腸の体積が大きくなり、食道と胃の境を圧迫することによって、逆流性食道炎も引き起こします。
また、このような機序から胃の機能も低下します。
ついでに、乳酸菌を摂取する際に重要なのは、量では無くて種類です。
単一の種類の乳酸菌を取り続けていると、腸内細菌のバランスが崩れるのはイメージできるかと思います。
・ストレスと炎症
ストレスを抑えてくれるホルモンが、副腎という臓器から出てきます。
そのホルモンは、炎症も抑制してくれます。
そうすると、ストレスにばかりそのホルモンを使っていると炎症を抑える事が出来なくなります。
その炎症によって、腸壁が傷つき穴が開いてリーキーガット症候群になるという事です。
・阻血
血流が来なくなると、炎症性物質が溜まってしまい、炎症してしまいます。
腸に血流が来なくなる原因は、腸の硬さと高血圧のクスリが主かと思います。
・グルテン
特に小麦の話です。
小麦は、グルテンが変性してしまっています。
昔の小麦とは違うものになってしまっています。
グルテンが消化しにくく、未消化で腸を傷つけたり、腸壁にこびりついてしまったりする事によって、腸壁に炎症を起こして腸の網戸を壊してしまいます。
だから毎朝のパンは控えた方が良いのではないか
という話を、普段させていただいています。
という事で、今回はリーキーガット症候群の予防に役立てることが出来そうな事を書いてみました。
ありがとうございました。